DX宣言 | 株式会社 ヤシマ商会 
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DX Declaration

DX宣言

ヤシマ商会 DX宣言

株式会社ヤシマ商会は1954年の創業以来、消防設備工事および電気通信設備工事を通じて、地域社会の安全と安心を支える仕事を続けてまいりました。

消防設備業界および電気通信設備業界は、人々の生命と財産を守る社会インフラを支える重要な業界である一方、図面拾い出し、点検管理、施工管理、資格取得など、多くの業務が長年にわたり紙媒体や手作業、個人の経験に依存してきました。

近年では、人材不足や技術者の高齢化により、業務効率化や技術継承が大きな課題となっています。

当社では、こうした課題を解決するため、AIやクラウドなどのデジタル技術を活用し、業務改革を進めています。消防設備図面解析AI「AI-FAPS」や、点検物件スケジュール管理システム「AI'mリンカーン」などの開発・活用を通じて、従来人の経験や紙管理に依存していた業務の標準化と効率化を推進しています。

DXは単なるIT導入ではなく、業務の進め方そのものを変革する取り組みです。

ヤシマ商会は、設備工事会社として培ってきた現場力と、データ・デジタル技術を融合させることで、業務品質の向上、生産性向上、技術継承の効率化を実現し、業界全体の発展に貢献してまいります。

株式会社ヤシマ商会
代表取締役 下出大雅

(1)企業経営の方向性及び情報処理技術の活用の方向性

当社では、DXを経営戦略の重要な柱として位置付けています。

消防設備工事および電気通信設備工事の現場では、図面拾い出し、点検管理、施工管理など、多くの業務が人の経験や紙媒体に依存しています。当社では、これらの業務で発生する図面データ、点検データ、施工データ、顧客情報などをデジタル化・蓄積し、AIやクラウド技術を活用することで、業務の標準化と生産性向上を図ります。

具体的には、消防設備図面解析AI「AI-FAPS」を活用し、図面データを解析・蓄積することで、積算業務や施工計画業務の効率化を進めています。また、「AI'mリンカーン」を活用し、点検物件情報、点検予定、点検実績などのデータを一元管理することで、保守管理業務の効率化と情報共有の高度化を進めています。

これらのデータ活用を通じて、技術者の作業負担軽減だけでなく、業務品質向上や技術継承の効率化を実現し、「設備工事会社としての技術力」と「デジタル技術」を融合した新たな企業価値の創出を目指します。

(2)企業経営及び情報処理技術の活用の具体的な方策

当社では、現場業務のデジタル化をDX戦略の中心に据えています。

施工管理、図面管理、点検管理などの業務について、紙媒体中心の運用からクラウドを活用したデータ管理へ移行し、業務データを蓄積・共有できる環境を整備しています。

消防設備図面解析AI「AI-FAPS」では、消防設備図面をAIが解析し、感知器や機器情報をデータ化しています。蓄積された解析データについては、積算業務、施工計画、類似案件分析などに活用し、業務時間削減と品質向上を図っています。

また、「AI'mリンカーン」では、点検物件情報、点検予定、点検履歴、担当者情報などをデータとして一元管理し、点検スケジュール管理の効率化と情報共有の強化を進めています。

さらに、今後は資格取得支援アプリの開発も進め、社員教育データや学習履歴を活用しながら、資格取得支援および人材育成の効率化を図ります。

これらの取り組みを通じて、蓄積されたデータを活用した業務改善と、データドリブンな業務運営への転換を進めていきます。

① 戦略を効果的に進めるための体制

当社では、代表取締役をDX統括責任者とし、全社的なDX推進体制を構築しています。

DX推進責任者を中心として、技術部門、営業部門、管理部門が連携し、現場課題の抽出、業務改善、システム活用を継続的に進めています。また、現場から収集した業務データを活用し、業務改善や標準化に取り組んでいます。

さらに、AIソフトウェアおよびシステム開発を担う関連会社であるタイガーコーポレーション株式会社と連携し、「AI-FAPS」や「AI'mリンカーン」のAI開発、システム開発、DX技術提供を受けながらDX戦略を推進しています。

人材育成の面では、社員に対するITリテラシー教育やデジタルツール活用教育を継続的に実施しています。また、消防設備士資格取得支援アプリの開発を通じて、資格取得支援およびDX推進を担う人材育成にも取り組んでいます。

② 最新の情報処理技術を活用するための環境整備

当社では、DX戦略を推進するため、クラウドサービスを活用した業務基盤整備を進めています。

現場管理を行う社員全員にタブレット端末を配備し、現場管理ソフトやクラウドサービスを活用することで、現場と事務所間の情報共有を効率化しています。

また、図面データ、点検データ、施工データなどをクラウド環境で一元管理し、業務データをリアルタイムで共有・活用できる環境を整備しています。

ネットワーク面では、閉域網およびUTM機器を導入し、安全性を確保した通信環境を構築しています。また、Active Directoryによる認証管理やアクセス権限制御を行い、情報セキュリティ対策を実施しています。

今後についても、業務効率化およびデータ活用高度化に向け、継続的なIT投資を行いながらDX基盤整備を進めていきます。

(3)戦略の達成状況に係る指標

当社では、DX戦略の達成状況を確認するため、以下の指標を設定しています。

  • AI-FAPSによる図面解析時間の削減率
  • AI-FAPS活用案件数
  • 図面解析データの蓄積件数
  • 点検管理業務における紙媒体管理率
  • AI'mリンカーンによる点検スケジュール管理件数
  • タブレット端末を活用した現場管理実施率
  • クラウド上で共有される施工・点検データ件数
  • 資格取得支援アプリ利用率
  • 資格取得人数および教育実施回数

これらの指標を定期的に確認し、DX施策の改善と業務改革を継続的に進めていきます。

(4)DX推進に関する経営者メッセージ

株式会社ヤシマ商会では、DXを単なるIT導入ではなく、「業務そのものを変える取り組み」と位置付けています。

消防設備業界および電気通信設備業界では、長年にわたり紙や経験に依存した業務が多く残ってきました。しかし、人材不足や働き方の変化が進む中で、これまでと同じやり方だけでは業界を維持することは難しくなっています。

当社では、AI-FAPSやAI'mリンカーンなどのデジタル技術を活用し、現場業務の効率化、技術継承、品質向上を進めています。

今後も、現場で培った技術力とデジタル技術を融合しながら、地域社会を支える企業として、業界の生産性向上と持続的成長に取り組んでまいります。

株式会社ヤシマ商会
代表取締役 下出大雅


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